技能検定(技能実習生向け)
技能検定の概要
技能実習制度は、開発途上地域等への技能等の移転を図り、その経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的とする制度です。そのため、技能実習制度が利用できる職種のうち、一部のものについては、技能実習の目標として、当該職種に係る技能検定に合格することを掲げており、それらの職種の技能実習を行う場合は、必ず技能検定を受検させなければなりません。(下記リンク先を参照)
外国人の技能実習制度について技能実習生向け技能検定の概要について
「技能実習生の技能検定に関する注意点」(厚生労働省)リーフレット (PDF:1MB)
技能検定試験の実施について
試験の実施に当たっては、都道府県職業能力開発協会が日程調整した上で随時実施します。技能検定、特に実技試験については、試験の実施に当たり機材の準備、試験会場の確保等、受検申請手続開始から試験まで一定の時間が必要になりますので、余裕を持って受検手続及び準備を進めていただきますようお願いいたします。
試験日程が大変込み合うことが予想されますので受検案内要領に沿い事務手続きを進めていただき、円滑な試験実施にご協力くださいますようお願いいたします。(下記PDFを参照)
静岡県では、一部の職種を除き土・日・祝日に技能実習生向けの試験実施は行っておりませんので、ご注意ください。
令和6年度随時2級・随時3級・基礎級技能検定試験受検案内(初版) (PDF:7.61MB)技能検定受検手数料(非課税)
受検手数料 | |
実技試験 | 18,200円 |
学科試験 | 3,100円 |
受検申請のスケジュール
技能検定は、在留期間が終了するまでに受検・合格しなければなりません。
受検手続が遅れた場合、在留期間終了の直前にしか試験日が設定できず、不合格となった場合に再受検が受けられなくなったり、場合によっては試験日が確保できず、そもそも受検できなくなったりするおそれがありますので、ご注意ください。
静岡県では、監理団体(実習実施者)からの受検申請連絡は、下記の期限で外国人技能実習機構に手続していただくこととしていますので、よろしくお願いいたします。
基礎級 | 受検月の6か月以上前まで |
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随時級 | 受検月の12か月以上前まで |
等級区分・対象者
技能実習制度における技能実習生に対する修得された技能等についての認定に活用されるものとして、随時に実施する随時2級、随時3級及び基礎級(以下「随時試験」という。) を設定し、実施しています。
随時2級
試験の程度 | 中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
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対象者 | 基礎級及び当該検定職種に係る3級の実技試験に合格した者 |
随時3級
試験の程度 | 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
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対象者 | 基礎級に合格した者 |
基礎級
試験の程度 | 基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度 |
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対象者 | 技能実習生であること。 |
(注)基礎級は、旧基礎1級又は旧基礎2級を含む。
試験の内容
技能検定は、検定職種ごとに実技試験及び学科試験により実施されます。
技能実習生等向け技能検定を実施する職種
技能検定(随時試験)は、以下の職種について実施しています。(下記リンク先を参照)
随時試験の公示について (PDF:93KB)合格基準
都道府県職業能力開発協会が実施する職種については、100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は基礎級60%以上・随時級65%以上です。
技能検定受検に当たっての留意事項
- 受検申請受付には期日があります。
現在申請件数が過多のため、期限を超過した際は、他監理団体・他受入企業分に振替実施させていただきます。必ず期限を厳守ください。
受検申請書等を送付する際は、必ず書留郵便等(宅配便でも可)の送達過程がわかる発送方法をご利用ください。 - 県外の受入企業の受検申請は、受付けておりません。
県内の受検者の日程調整において、大変混み合っております。県外の受入企業の受検申請は、ご遠慮ください。 - 試験日の変更はできません。
当協会で指定した試験日については、受検者のいかなる理由でも変更はできません。 - 受検手数料返還はできません。
試験を受検しない又は受検できない場合は、欠席扱いとなります。また、いかなる理由においても受検手数料の返還はできません。 - 試験問題の内容を事前に確認しておきましょう。
技能実習内容は、技能検定合格に必要な技能が修得されるものとする必要があります。過去の試験問題を参考に、どのように技能検定が行われるかあらかじめ確認し、技能実習計画を作成してください。また、都道府県によっては、一部の職種について技能検定を実施しない場合がありますので、ご注意ください。 - 再受検の可能性もあります。余裕を持って受検しましょう。
技能検定で不合格だった場合、技能実習期間中の再受検は1回までとされています。申請手続が遅れたことにより、実習期間終了の直前にしか試験日が設定できない場合や、手続きが間に合わず受検できなくなったりするおそれがあります。合格証書の発行、再試験の可能性を考慮し早めの申請をお願いいたします。
また、技能検定を確実に受けられるよう、申請書類(在留カード又はパスポートの写し、下位級合格証書の写し、一部合格証書の写し、特別教育必要職種は受講、免許取得等)を早めに全て揃えておくよう実習生とともに確認してください。 - 実技試験の実施に必要な設備等について
実技試験の適切な実施の観点から、試験に必要な設備、機器(実技試験実施要領の設備基準に適合したもの)等が確保できる試験会場を、原則として、監理団体又は実習実施者に準備いただくようご協力をお願いいたします。詳細については、事前に送付される、実技試験実施要領及び実技試験問題をご確認ください。 - 随時級射出成形作業の実技試験について
下記の指定様式をご記入の上、ご返送ください。
試験実施時期が未定の場合、会場設備基準の参考にご活用ください。
随時2級 射出成形作業 会場チェックシート (PDF:360KB)
随時3級 射出成形作業 会場チェックシート (PDF:361KB) - 静岡県職業能力開発協会の実技試験会場について
- 静岡県職業能力開発協会会場(静岡市清水区楠160)
事前に配布した地図に記載の集合場所に集まってください。 - 静岡県職業能力開発協会 駒越会場(静岡市清水区駒越中2丁目1-64)
- 静岡県職業能力開発協会会場(静岡市清水区楠160)
- 受検票にて通知された「受検日」を試験日までに「受検手続き支援サイト」へ必ず登録してください。未登録の場合は、試験結果登録ができません。
各種申請
基礎級 鋳造の試験機材「木型」が必要な方
試験日が決定いたしましたら、下記の指定様式にご記入の上、申込みください。貸出個数・時期よってはご希望に沿うことができない場合もあります。
練習用の貸し出しはしておりません。ご了承ください。
木型借用依頼 (PDF:86KB)
過去の試験問題が必要な方
中央職業能力開発協会のホームページ上で閲覧できます。
技能検定試験問題公開サイト
合格通知の再発行を希望の方
学科試験又は実技試験における片方合格通知の再発行を希望の方は、当協会までお問い合わせください。
技能士となられた方の合格証の再発行は静岡県庁(TEL:054-221-2954)へお問い合わせ願います。
受検申請内容の変更を希望の方
受検者数や受検区分等に変更のあった場合や変更を希望される場合は、事前に当協会へご相談いただき、了承がとれれば、速やかに下記の指定様式にご記入の上、FAXにて送付ください。
また、必ず外国人技能実習機構にご連絡ください。
変更届 (PDF:75KB)
試験日当日に欠席される方も当協会へ必ずご連絡いただき、速やかに下記の指定様式にご記入の上、FAXにて送付ください。
欠席届 (PDF:428KB)
お問合せ先
〒424-0801 静岡市清水区楠160
静岡県職業能力開発協会
電話:054-345-9377
FAX:054-345-2397